段ボールの上でお弁当を食べた日
8月の終わりに、長く住んだ公営住宅を出ました。
最後に部屋を見回したとき、思ったより何も感じなかったんです。
娘たちの背丈を柱に書いたわけでもないし、思い出は荷物と一緒に運べると、どこかで割り切っていたのかもしれません。
感情が追いついてきたのは新しい部屋に着いてからでした。
まだカーテンもない部屋で、段ボールの山を前にぼうぜんとしました。
窓の外は知らない景色で、聞こえてくる言葉の抑揚も違う。
ああ、本当に来たんだな、と思いました。
予定どおりにはいかなかった
実は、最初に決めていた部屋には入れませんでした。
地震があり、予定していた建物の事情が変わったんです。結果的に、もっと新しい、耐震性の高い建物に住むことになりました。
正直、そのときはかなり焦りました。
引っ越しの日程はもう決まっていて、荷物の段取りも組んでいて。
「やっぱりやめたほうがいいのかな」と一瞬だけ考えました。
でも、決めたことを変えなかった。
40代になって、予定どおりにいかないことには慣れてきた気がします。
2度の離婚もそうでした。
思い描いていた人生と違う道を歩くことになっても、歩いてみたらそれなりに景色はある。
今回の引っ越しも、その延長だったのかもしれません。
地味だけど、うれしかった手続きのこと
引越しの手続きは面倒なものばかりですが、二つだけ、うれしかったことがあります。
ひとつは、車の名義を自分にしたこと。
軽自動車検査協会で名義を自分に変えました。
窓口で書類を受け取ったとき、小さくガッツポーズをしそうになりました。
誰に褒められるわけでもないけれど、自分で手続きができたこと。
これで自分のものだ!と思えたことが、想像以上にうれしかった。
もうひとつは、住民票を移したこと。
住民票を変えました
手続きとしては必須ではありませんでした。
しかし提出することで、ここで暮らすんだと覚悟が決まりました。
子どもたちがいない暮らし
娘たちはもう、それぞれの場所で暮らしています。
以前、子どもが巣立ったあとのさみしさhttps://yarinaosi.com/wp-admin/post.php?post=906&action=editについて書きました。
あのころは、家の中の静けさが怖かった。
今は少し違います。
静けさに慣れたというより、静けさを自分で選んだという気がします。
朝はゆっくり朝時間。夜は仕事から帰ってご飯作り。
誰かのために時間を組み立てなくていい生活は、さみしさと自由が半分ずつです。
ひとつ変わったのは、娘たちとの連絡です。
少し子離れできた気がします。
今まで過干渉なくらい一緒にいました。
引っ越して、見つけたもの
まだ1か月ですが、好きなことがいくつかあります。
- 買い物するところが多い
- ご飯が美味しい
- 人が優しい
40代の引っ越しは、悪くない
若いころの引っ越しは、何かを始めるためのものでした。進学、就職、結婚。
40代の引っ越しは、少し違います。何かを終えたあとに、もう一度自分の暮らしを組み立て直すためのもの。
知り合いはまだほとんどいません。
道もまだよく分かりません。
それでも、毎朝カーテンを開けるたびに「ここが今の私の場所なんだな」と思えるようになってきました。
やり直しは、いつからでもできる✨
このブログの名前にした言葉を、今いちばん実感しているのは私自身かもしれません。
📌 ひとりで暮らしを組み立て直す方へ
引っ越しや住み替えは、家計を見直すいちばんのタイミングです。
家賃、車、保険、通信費。
生活が変わる今だからこそ、まとめて整えられます。
一緒に立て直していきましょうね🌻
お悩みの方はご相談くださいね

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