40代ひとり暮らしの防災リスト|登録販売者が選ぶ「救急箱」とFPが考える備えの予算

40代からの生活…

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引っ越し先が、地震で変わりました

引越すとき、最初に決めていた部屋には入れませんでした。

7月の地震で予定が変わり、新しい耐震性の高い建物に住むことになったんです。

子どもたちと暮らしていたころは、何かあっても家族で声を掛け合えました。

でも今は、離れています。

夜中に大きく揺れても、「大丈夫?」と声をかけてくれる人は家にいません。

ケガをしても、自分で手当てするしかない。

ひとり暮らしの防災は、「誰も助けに来ない前提」で考える必要がある。

新しい部屋で荷ほどきをしながら、そう思いました。

今日は、登録販売者とFPの両方の視点から、私が見直した備えをまとめます。


1. まず「何日分」を備えるか

目安としてよく言われるのは最低3日分、できれば1週間分です。

大きな災害のあと、支援物資が行き渡るまでには時間がかかります。

特にひとり暮らしは、避難所に行くか自宅にとどまるかを、自分ひとりで判断しなければいけません。自宅で過ごせるだけの備えがあれば、選択肢が増えます。


2. 水と食べ物は「ローリングストック」で

防災食を特別に買い込むと、賞味期限が切れて捨てることになりがちです。

おすすめはローリングストック。

普段食べているものを少し多めに買っておき、食べたら買い足す方法です。

  • 水:1日3リットル×日数分。料理や歯みがきの分も考えると、多めに
  • 主食:パックごはん、カップ麺、乾麺
  • おかず:レトルトカレー、缶詰(さば缶、焼き鳥缶など)
  • 甘いもの:チョコやようかん。疲れたときに気持ちが落ち着きます

水は重いので、ネットでまとめ買いしたほうが体力的にも楽です。




3. 登録販売者が考える「防災の救急箱」

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。

災害時は、近くのドラッグストアも病院も、すぐには開かないと考えてください。普段なら「ちょっと薬を買いに行けばいい」ことが、できなくなります。

入れておきたい市販薬

  • 解熱鎮痛薬:頭痛、発熱、生理痛に。普段飲み慣れているものを
  • 胃腸薬・整腸薬:慣れない食事やストレスで、お腹をこわす人は多いです
  • かぜ薬:避難生活や寒さで体調を崩したときに
  • 目薬:粉じんや乾燥で目を傷めやすくなります
  • 塗り薬:虫さされ、かゆみ、軽いかぶれに

選ぶときのポイントは「普段から飲み慣れているもの」にすること。 災害時に初めての薬を試すのは避けたほうが安心です。

使用期限があるので、年に一度、防災の日(9月1日)などに中身を確認する習慣をつけてください。


手当てのための道具

  • 絆創膏(大小)、ガーゼ、包帯、テープ
  • 消毒液
  • 体温計
  • ピンセット、小さなハサミ
  • 使い捨て手袋

ガラスの破片などで手足を切るケガは、地震のあとに多いものです。靴やスリッパを寝室に置いておくだけでも、ケガをかなり防げます。


処方薬がある方へ

持病の薬を飲んでいる方は、数日分の予備を持っておけるか、主治医や薬剤師に相談してください。 薬の名前と量を書いたメモ(お薬手帳のコピーや写真)も一緒に入れておくと、避難先で受診するときに役立ちます。


4. 40代女性が忘れがちなもの

一般的な防災リストには載っていないけれど、私たちには必要なものです。

  • 生理用品:避難所では手に入りにくく、言い出しにくいものの代表です。多めに
  • 更年期の症状に使っているもの:ほてり対策の冷却シート、漢方薬など、普段使っているものの予備
  • メガネ:コンタクトの人は特に。予備のメガネを必ず
  • 保湿クリーム・リップ:避難生活は乾燥します
  • 携帯用のビデ・おしりふき:断水するとお風呂に入れません


5. ひとり暮らしこそ必要なもの

簡易トイレ

断水するといちばん困るのがトイレです。 水がなくても使える簡易トイレを、最低でも1日5回×日数分。地味ですが、実際に被災した人がもっとも「あってよかった」と言うもののひとつです。


明かりと電気

  • LEDランタン:懐中電灯より、部屋全体を照らせるものが便利
  • モバイルバッテリー:スマホは家族への連絡と情報収集の命綱です
  • 乾電池:機器に合わせたサイズを

家族との連絡方法

離れて暮らす家族と、災害時にどう連絡を取るか決めておくことも大切です。

どこに避難するのか、携帯番号をメモして防災リュックに入れてあります。

災害用伝言ダイヤル(171)の使い方も、一度確認しておくと安心です。

今はキャッシュレスの時代ですが、小銭や現金を用意するのをお忘れなく!


6. FPとして考える「備えの予算」

全部を一度に揃えると、数万円になります。それで後回しにしてしまう人がほとんどです。

おすすめは、月1,000〜2,000円ずつ、半年かけて揃えること。

月揃えるもの
1か月目水、簡易トイレ
2か月目救急箱と常備薬
3か月目ランタン、モバイルバッテリー
4か月目ローリングストックの食料
5か月目生理用品、衛生用品
6か月目足りないものの補充

楽天のセール(お買い物マラソンやスーパーSALE)の時期に合わせて買うと、少し負担が軽くなります。

お金の備えも確認を

モノだけでなく、お金の備えも見直してください。

  • 現金を少し手元に:停電するとキャッシュレス決済が使えません。小銭も含めて数万円
  • 火災保険に地震保険がついているか:火災保険だけでは、地震による損害は補償されません。賃貸の方も、家財の補償を確認しておくと安心です
  • 通帳や保険証券の控え:写真に撮ってクラウドに保存しておくと、再発行の手続きがスムーズです

まとめ

  • ひとり暮らしの防災は「誰も助けに来ない前提」で
  • 水と食料はローリングストックで、無駄なく
  • 救急箱には飲み慣れた市販薬を。年に一度、使用期限を確認
  • 生理用品、メガネ、更年期のケア用品など、40代女性に必要なものも忘れずに
  • 簡易トイレとモバイルバッテリーは最優先
  • 一度に揃えず、月1,000〜2,000円ずつ半年かけて

新しい街で暮らし始めた今だからこそ、備えを見直すいいきっかけになりました。

この記事が、どなたかの「そろそろやらなきゃ」の後押しになればうれしいです。


📌 「お金の備え」も見直したい方へ

地震保険の有無、緊急時に使える貯蓄の額、ひとり暮らしの家計の見直し。

モノの備えと一緒に、お金の備えも一度整理してみませんか?🌻

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