更年期に効く漢方と豆乳習慣|体と心をゆるやかに整える

健康の話…

45歳を目前に、生理が1か月来なかったり、逆に3週間で来たりと不順になってきました

やる気が出ない、頭痛がする、体中が痛い、出かけるのがおっくう

これがいわゆる「更年期」なんだと実感する日々です・・・💦

婦人科に行ってホルモン補充療法(HRT)という選択肢もありますが、できればまずは手軽な

方法で整えたいと思いました

そんなときに思い出したのが漢方薬豆乳です!!


更年期症状と漢方の考え方

西洋医学では、更年期症状は「女性ホルモンの急激な減少が原因」と考えます

卵巣が脳からの「ホルモンを出して」という指令に応えられず、脳がパニックを起こしてしまう結

果、さまざまな不調が出るといわれています

一方で漢方は、「気・血・水」という3つのバランスが崩れた状態としてとらえます

  • 気(エネルギー):やる気、免疫、消化などを司る
  • 血(血液):全身に栄養を運び、体温やホルモンの巡りを支える
  • 水(水分):体内の水分バランス、代謝を整える

更年期になると、これらの巡りが滞って「冷え」「のぼせ」「イライラ」「倦怠感」などが現れます
漢方薬は、症状だけでなく体質全体を整えることで、自然とバランスを戻していくのが特徴です


よく使われる更年期の漢方薬

ここでは婦人科や薬局でもよく紹介される、代表的な漢方薬を紹介します
(※実際に服用する際は、医師や薬剤師に相談してください)

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

冷え性・貧血ぎみで疲れやすいタイプにおすすめ
血の巡りを良くし、水分代謝を整えるので、むくみや生理不順にも良いとされます

加味逍遥散(かみしょうようさん)

イライラ、不安、不眠が気になるときに
ストレスで自律神経が乱れている人に向きます

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

肩こりや頭痛、顔のほてりがあるときに
血流を促し、「瘀血(おけつ=血の滞り)」を改善します

温経湯(うんけいとう)

冷えと同時に手足がほてる「冷えのぼせ」タイプに
ホルモンバランスと血流を整える、いわばバランス型の漢方です


私が始めた豆乳習慣

最近取り入れたのが豆乳です

大豆に含まれるイソフラボンは、体内で女性ホルモンに似た働きをしてくれると言われています

ホルモンバランスが崩れやすい更年期には、強い味方になってくれる存在です

朝食やおやつ代わりに、豆乳をコップ一杯飲むのを習慣にしました

最初は味が少し苦手でしたが、きな粉やココアを混ぜたり、バナナ味にしたりして飲みやすくアレンジ

続けていると、肌の乾燥がやわらぎ、便通も良くなったように感じます

大豆を摂取してもエクオールにならないかも?!

人によってはいくら大豆(イソフラボン)を摂取しても女性ホルモンに似た働きをしてくれない可能性もあります

その時はサプリメントでも摂取できます



コレステロール値にも注意

更年期になると、コレステロール値が上がることもあります

女性ホルモンには血管を守る働きがあるため、分泌量が減ると悪玉コレステロールが増えやすくなるのです

豆乳はコレステロールを含まず、さらに血中コレステロールを下げる効果も期待できます


私は健康診断でコレステロールがやや高めと言われたので、ゆるやかに整えていこうと思っています


漢方薬を選ぶときのポイント

  • 自己判断せず、専門家に相談する
     合う漢方は体質によって変わりますので、薬局や漢方外来で診てもらうと安心です
  • 最低1〜2か月は続ける
     漢方はゆっくり効く薬。焦らず続けることで体が整っていきます
  • 生活習慣も見直す
     十分な睡眠、軽い運動、バランスの良い食事も大切。漢方と併用することで効果が出やすくなります

まとめ

更年期は、体と心の変化に戸惑う時期です

私は豆乳を取り入れることで、気持ちも体も少しずつラクになりました

「病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調…」というときに、漢方と食生活の工夫は新たな選択肢になりそうです

今日からできることとして、まずはコップ一杯の豆乳から始めてみませんか🌻

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